植毛後の帽子の着用と注意点
自毛植毛の手術を受けた直後は、移植部位の赤みやかさぶた、採取部の傷痕を隠すために帽子を被って帰宅・外出したいと考えるのが自然です。手術当日から帽子の着用自体は可能ですが、帽子の選び方や被り方には細心の注意を払う必要があります。
最も気を付けるべき点は「移植部位への圧迫と摩擦」です。サイズが小さく締め付けの強い帽子や、生地が硬いベースボールキャップなどを被ると、帽子の内側が移植したばかりの毛根に接触し、擦れたり圧迫されたりして毛根が抜けてしまう恐れがあります。そのため、術後1週間程度の期間に着用する帽子は、頭部に直接触れない「ゆったりとした余裕のあるサイズのニット帽」や「バケットハット」などが推奨されます。また、帽子を着脱する際も、移植部位に引っかからないよう慎重に真上へ持ち上げるように行ってください。